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学校で受験情報を仕入れる

コース制は、願書を取り寄せてもらったり、面接の練習をしてもらったり、予備校・塾を縦横無尽に活用しやすい環境にあります。現役生は、時間の都合で単科受講が中心になってもやむをえませんが、そのぶん、積極的に、予備校・塾とかかわったり、学校で受験情報を仕入れる努力をしましょう。また、浪人生は。よほど意志の強い人でないかぎり、単科のみの受講は避け、コースで申し込んだほうがいいでしょう。最新情報が入りにくくなりますし、社会から孤立し、平衡感覚をもって受験戦略がたてにくくなります。さらに、特定の講師の授業ばかりを受講することにより、知識や価値観に偏りができたりします。予備校・塾を十分に活用でき、より多くの情報が入る環境に、身を置きましょう。

大手の進学塾

最近は大手の進学塾でも、中間・期末テスト対策を行うところが出てきた。一クラス二十人以下で、あまり先取り学習もしない、補習塾に近いクラスを設けているところも多くなった。十年程前の学習指導要領の改定で受験のしくみが多少変わり、内申書が一層重視されるようになったからである。推薦で行ける公立高校が出てきているだけでなく、私立も推薦入学の割合が増えてきた。その推薦は内申書が基準となるので、中間・期末テスト対策が欠かせなくなってきたというのが中学生の現状でもある。そのため、進学塾の補習塾化の傾向か強まってきたといえる。成績が中位以下の生徒は、まず勉強のやり方を知らない。さらにどこがポイントになるかもわからないので、何から手をつけてよいかがわからないのである。こんな子どもには、勉強のやり方を教えてくれるところ、例えば本の読み方とかノートの作り方などを具体的に示してくれるところがよい。まじめに経営しているほとんどの補習塾では、先に書いたような指導を行っているので、成績が伸び悩んでいる生徒などには、うってつけであろう。なお、補習塾でも、一クラスニ、三人のところもあれば二十人位のところもあるから、子どもの性格をよく把握しておくことが大切だ。質問ができる活発な子どもは十人以上のクラスでも大丈夫だが、おとなしくて質問できない子どもは少人数のところがよいだろう。

勉強熱心で努力家の子供を育てる教育

学習、勤勉、努力に教育の第一義を置き、勉強熱心で努力家の子供を育てる教育こそが、国家(文科省)の仕事だと思っている。それが欠けていることが、今の教育の一番大きな問題だと思いませんか。私の持論でもあるが、学校がやらなければならないことは、まず子供に必要な基礎学力を徹底して身につけさせることです。基礎学力とは読み、書き、計算する能力のことであり、それは、松下幸之助氏の言を借りるまでもなく、汗を流して根気良く反復するしかない。子供にとっては、楽しみの少ない、地味で退屈なことなのです。基礎学力を徹底させるには、教育課程の中で、根気や努力、作業などを素直に手と頭を動かして実践することがいかに大切か、を子供に理解させ、習得させることになるのです。これが学校でしかできない最も大切な教育の要諦だと思うのです。受験は特殊なことではなく、基礎学力が試される場なのです。結果的にも、地道に基礎学力をつけるのが一番の近道になります。


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